
古くから通信手段として用いられてきた伝書鳩。
ハトの帰巣本能を利用した伝書鳩によるハトレースが、高齢化と競技人口の減少に悩まされているそうです。

ハトレースは数百km先から、鳩舎へハトが戻るまでの時間を競う物で、ハトの脚に着けたICチップで鳩舎に戻るまでの時間を計っているそうです。
しかしレースはかなり過酷、北海道・長万部発の千キロレースで兵庫県から参加したハトは、253羽のうち13羽だけしかゴールできなかったんだとか。
途中ではぐれたり、鷹に襲われたりしてしまうのが、主な原因とのことです。
1970年代の漫画「レース鳩0777(アラシ)」によるブームで、最盛期は約3万人の会員がいたたそうですが、ふん害などに対する風当たりが強まったため、鳩舎の確保が難しくなり、現在は全国で約1万人に減ってしまったそうです。
なかでも若年層の競技離れは深刻で、小中高生対象のレースは2012~15年、参加者不足などで競技自体が不成立。
それでも幼少期に飼育歴のある世代が定年を迎えて余裕ができ、再び飼い始める動きが出てきているそうです。


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