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多摩動物公園が、ニホンコウノトリの繁殖に成功して今年で27年!
コウノトリの放鳥や野生復帰の取り組みについての研究セミナーが行われるそうです。
 
あらわれるもの、きえてゆくもの
コウノトリ
レプス・レコード
2014-11-03


多摩動物公園で日本で初めてコウノトリの繁殖に成功したのは1988年。
2005年には兵庫県で野生復帰がはじまりました。

たくさんの人の努力で、野生の個体数は現在70羽をこえたそうです。

乱獲や森林伐採など様々な要因が重なり、
1950年代には20羽程にまで減ってしまった個体数。
あれよあれよという間に、日本に住む野生のコウノトリは絶滅…

その後、中国やロシアから譲り受けた個体を大事に飼育し、繁殖させた多摩動物公園が、
野生復帰の取り組みや繁殖に関して研究セミナーを開催します。 

コウノトリ野生復帰研究セミナー ──放鳥の新たなステージに向けて」 
日時  2015年2月21日(土) 13時30分〜16時45分
場所  多摩動物公園 動物ホール
定員  80名(要申込)
参加費 無料
主催  (公財)東京動物園協会
    兵庫県立コウノトリの郷公園
    コウノトリの個体群管理に関する機関・施設間パネル(IPPM-OWS)
共催  京都大学野生動物研究センター
後援  (公社)日本動物園水族館協会 
講師陣には
兵庫県立コウノトリの郷公園園長 山岸 哲さん
井の頭自然文化園教育普及係長 大橋 直哉さん などなど
コウノトリ研究のスペシャリストが登壇。

ディスカッションでは「コウノトリの野生復帰の意義と今後の展望」について考える貴重な時間も…

地球環境や生態系について騒がれている今、
コウノトリの住む世界や視点で勉強できる良い機会になるかもしれませんね。

参加希望の応募やセミナーの詳細は下記リンクより、どうぞ。
※応募は2/14までだそうです!!

コウノトリ野生復帰研究セミナー