PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK
丸々とした体に長いくちばし、ニュージーランドで独自に進化したキーウィ。
彼らは氷河期に爆発的に進化していたことが明らかになったそうです。
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どんどん増えていくキーウィの種
以前キーウィは見た目が微妙に異なる3種がいると考えられていました。
しかし、1995年にブラウンキーウィが実は3種の別々の種だったと判明。
見た目はそっくりだけれども遺伝的に異なる特徴を持つ3種が発見されたことで、キーウィは5種であるとされてきました。
しかし、さらに現生キーウィに11の遺伝的に異なる系統があると言うことが判明。
また、すでに絶滅したキーウィにも6種の系統があったという、実はかなり多様な種に別れていたという事実が判明しました。
爆発的進化の最中であるキーウィ
キーウィの種は、DNAを調べたところ、最も新しいもので11万年前に分かれたと考えられるそうです。
そしてこれらは、独立種になる過程にある亜種ではないかとのこと。
キーウィの種がこれほどに多様化した原因は氷河に氷河が拡大し、飛べないキーウィたちが離れ離れとなり、それぞれ別の地域で独自の系統を作り上げて行った結果のようです。
ニュージーランドの氷河が拡大と縮小を激しく繰り返していた過去80万年の間に、キーウィの多様化がそれ以前と比べて5倍のスピードで進んだそうです。
一見同じような見た目のキーウィですが、実は驚くほど沢山の種に別れている最中だったのですね!
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