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スズメやハトなどと並び、身近な鳥のイメージのあるツバメ。

しかし、今後は貴重な鳥になっていってしまうかもしれません・・・

 

 

日本野鳥の会の調査によると、ひとつの巣からツバメのヒナが巣立つ数は、農村部で平均4.29羽だったのに対し、都市部では平均3.89羽にとどまったそうです。

平均が4羽を下回っていると、繁殖に失敗したり、日本に渡ってくる数が減り、

国内のツバメの数が減少する恐れがあるそうです。

 

巣立つヒナが減っている原因は、1/4がカラスや猫に襲われたケースで、

住民などにより、故意に巣を落とされたケースが1割以上にも登るそうです。

日本野鳥の会は「ツバメは害虫を食べる益鳥として親しまれてきたが、フンが汚いなどの理由で巣を落とす人もいて、子育てが難しい環境になっている。許可なく巣を撤去することは法律でも禁じられていて、共存のしかたをもう一度考えて欲しい」と話しています。

 

日本野鳥の会のコメントにもあるように、勝手に巣を落とすのは違法行為です。

ツバメたちがこれからも安心して子育ての出来る国にしていきたいですね。