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ウグイスの雄は子育てをしないと言うのは、

鳥類学者などの間では常識ですが、

小笠原に住んでいるウグイスは、ちょっと事情が違うようです。

 

 

以前、ハワイに渡ったウグイスが、ホーホケキョと鳴かなくなったというニュースをご紹介致しました。

 

 

今回は、ウグイスがイクメンになってしまったというニュースです。

 

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"Cettia diphone" by M.Nishimura - 投稿者自身による作品. Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.

 

本来ウグイスは、子育てをメスが単独で行い、

雄は子育てに力を貸すことはありません。

 

 

しかし、東京都小笠原村の母島に生息する雄は、

孵化したヒナに餌を与える行動を取ることが判明したそうです。

 

 

この原因としては、母島に人がうつり始めてからのネズミなどの捕食者の増加、

母島はウグイスの生息密度が高いため、餌が不足していて、雄は子孫のために

貴重な餌を分け与えているのではないかと考えられているそうです。



鳴き方といい、ウグイスは適応能力が高いんですね!