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北海道に生息する絶滅危惧種の猛禽類、チュウヒ。

あまり有名な鳥ではありませんが、この鳥が生態系を守る目印になるかもしれないそうです。

 

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"Circus spilonotus juvenile" by Charles Lam from Hong Kong, China - Watching. Licensed under CC 表示-継承 2.0 via ウィキメディア・コモンズ.

北海道大学の研究グループが苫小牧地方で調査をしたところ、

チュウヒの繁殖が成功する確率が高いと、その他の鳥類の繁殖が成功する確率も高いことがわかったそうです。

 

つまり、チュウヒが育ちやすい環境を作ることが、他の鳥類の保護にも貢献することになると言うことです。

 

これまでにも猛禽類を保護することで、他の鳥類も保護しようという試みは行われてきましたが、

本当に猛禽類の保護が、他の鳥類の保護にも繋がるということは実証されてこなかったそうです。

 

今回の調査で、その関連性が確認されたことで、今後より鳥の住みやすい環境の保全が期待できるそうです。