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「鳥と暮らす」…それは強い絆で結ばれた家族とともに生きる、ということではないでしょうか。
アメリカ、コロラド州のデンバーに住むハーストンさんは、大切な家族である一羽の鳥と強い絆で結ばれています。

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今から数ヶ月前、ハーストンさんは、人生の様々な困難に直面していました。
周囲の状況はハーストンさん自身が思っていたより急速に悪化していき、
ついには住んでいた家を出ていかなければいけなくなってしまいました。

その時、家と一緒に手放すことになったのが、
一番の親友であったインコの「Samela」。
ハーストンさんが一時的に身を寄せるための動かないRV車の中では、十分なスペースを取ることができないので一緒に暮らせません。
そのため、ハーストンさんは「Samela」を地元のシェルターに住ませるしかありませんでした。

ハーストンさんは、クイーンシティジャズバンドのリードボーカル。
彼女の声は伝説のブルース歌手、ベッシー・スミスのように聞こえるそうです。
そんなハーストンさんのショーの売り上げは、「Samela」のいるシェルターの他の鳥たちのためにも使われているとのこと。
忙しい時間の合間を縫って、ハーストンさんは毎週ギターを持ってシェルターを訪問し、「Samela」や他の何百羽といる鳥たちと一緒に歌う時間を作っています。

そんなハーストンさんと愛鳥「Samela」の努力は今の所順調に実を結んできているようです。
なぜなら、ハーストンさんは「Samela」の鳥かごを置くのに十分な広さの家を見つけることができたからです!
再び同じ家に住むことができたハーストンさんと「Samela」。
きっと今は、毎日のように即興ライブを楽しんでいることでしょう。。。




参照記事:

Homeless Jazz Singer and Rescued Parrot Have Unbreakable Bond Strengthened through Singing