今日ご紹介するのは、迷子になり保護されたインコさんが、家族と感動の再会を果たしたお話。
数年前に掲示板などで有名になった、危機一髪&ハイテンションな再会です!!
昔、ベランダで緑色で赤いくちばしの中型のインコを保護した。
ご近所あたりにチラシを貼ったんだけど、どうも英語で話してる。
「ハロー(ピャーー!!」とか
「プリティボー(ビャビャビャ!!」とか
「ティキットオー(プェーーー」とか。
近所には比較的外人が多いんで、一応英語版のチラシも張っておいた。
そしたらその日のうちにすぐ連絡が2件来て、一人は外人、
一人は日本人。
どちらかの勘違いだろうから一応両方に見てもらおうと思い、
二人に同じ時間に来るように言ったんだけど
そしたら約束よりも早めに子連れの女が来た。
で、鳥を見た瞬間に
「ウチの子です~!!」と言うが、鳥は無視どころか威嚇。
子供に「ほら○○ちゃんよ!良かったわね!!」と籠をつきだすが、
連れられてる子供はビビりまくり。
私も保護して2回くらい餌と水交換しただけなのに
手を噛みつかれまくってたし。
女は「もー○○ちゃんたらスネちゃって~ごめんねぇ~」とか言いつつ、
「ありがとうございましたー」と籠ごと持って行こうとする。
「籠は返してください」と言うと、
「は?そのまま持ってけって言うんですか!?」
と変な人をみる様な眼で見られた。
「もう一人飼い主さんだと言ってる人が居るので待っててください」と言っても
「急いでるんです!!」とかキレられてさっさと出て行こうとするしで、
軽い押し問答をしてたらインターフォンが鳴った。
ドアを開けたら190はありそうなボブサップ似のおっさんと、
「ああ、奥さんが美人なんだろうな…」と思わせる可愛い女の子二人。
さっきの電話の外人さんか、と思った瞬間鳥が甘え鳴き&大興奮。
ボブも興奮して女の手から籠を取り、
「もぉぉー心配してたんだよプリティボォォーーーイ!!(裏声)」
鳥も「プリティーブォォォーー!!
プリティびゃgぷdbjwすさひゅじあじょきfsn!!!」
で、ボブが籠に手を入れると、パッと手に乗りボブの肩に乗りプェープェー。
女の子も「○×だ!」「ありがとう!」「ダディ良かったね!」と嬉しそう。
そして持参してきた籠を開けると、鳥は自分から飛び込んで行き、
ご機嫌で「プェーープリティボーピギャギャギャ」と鳴いてた。
ああ、良かったこっちが本物の飼い主さん!と思ってふと見たら、
さっきの女も子供も居なくなってた。
ボブのインパクトに、いつ居なくなったのかすらわからなかったわw
「意外に飼い主でも自分の鳥は分からない物なんだなぁ」
なんて思ってたけど、ちょっと珍しい鳥だったから持って行こうとしたんだろうな。
家は文鳥飼いなんで良く分からないんだけど、
インコにはラブバード?とか言う
「一人の飼い主orつがいの相手にしか懐かない」という種類の鳥もいるらしく
そのインコもラブバードだったんだろう。
ラブ相手はボブサップw
でもあんな猛禽類みたいに襲いかかってくるインコなんか
持ってってどうするんだか。
雛ならまだ売るなり、育てるなり出来ただろうけども。
で、娘さん達に「○×が見つかってよかったね」って言ったら
「○×は私たちの友達じゃないの。ダディが喜んでるから私も嬉しいけど…」
フゥやれやれって仕草、妹さんなんか怖い顔して歯をむいて手をグワッグワッ
と動かしながら
「 噛むのよ!!」
何回も歯をガチンガチン鳴らしながら
「バイッ(bite噛みつく)!バイッ!バイッ!バーーイッ!!
オーーールウェイズエッニーーーターーイム!!」
と全身で怒ってたw
ラブバードのラブっぷリは可愛かったし、でかいボブがメロメロなのも
ちょっと萌えだったし、こんなにラブラブされちゃうなら飼ってみたいって思ったけど、
娘さん達のこの反応を見て止めたw
文鳥テラカワユス。
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